フリーランスのエンジニアは自分で仕事を獲得しなくてはならないため、営業活動が欠かせません。しかし、営業に時間のすべてを使うことは難しいでしょう。なぜなら、エンジニアにとってのメインの仕事は、システムなどを納品することだからです。
そこで、フリーランスは営業に際して、名刺を使うことが大切です。名刺で相手の記憶に残ることができれば、必要な時に自分を思い出してもらいやすく、仕事に繋がる可能性が出てきます。
普段ペンネームで仕事をしている人も、必要に応じて本名を併記したり、自宅を職場にしていて住所を記載したくないのであれば、バーチャルオフィスを利用したりしましょう。また、重要なクライアント用には本名や住所を記載し、不特定多数の人用にはそれらを省いた名刺を作ることも考えられます。
さらに、電話番号についても個人の番号を知られたくないのであれば仕事用の番号を取得する必要があり、それを記載することになるでしょう。名前や住所、電話番号の記載は、信頼性を高めるためにも大切です。
独自ドメインのメールアドレスを取得して、それを記載すると信用度がより上がります。併せて、自分のホームページアドレスやSNSなどもあると良いでしょう。ただし、SNSについてはプライベートな内容が書かれていないものにしましょう。
後は、自分の職業や仕事に関係のある資格などを記載することで、自分が何を行っている人物なのかが一目でわかります。さらに、顔写真や似顔絵、ロゴを加えることで、より相手の印象に残りやすくなり、今後の仕事に繋げるための営業ツールとしていかに工夫を凝らすかが鍵となるでしょう。